今年最後の……

三ツ矢雄二さんが主宰する、劇団アルターエゴの公演を観に、池袋芸術劇場へ。

これが今年最後の観劇かな。
あたくしが少々関わってる劇団の公演が見納めっつーのも、なかなかいいものであるじょ。

「踊るべき子供たち」つー榎雄一郎さんの作品。
ミュージカル風に作ってあったが、とてもメッセージ性の強い作品だった。

犬や猫等、動物を「寂しいから」とゆー理由で飼う人間達。
「物」としてしか動物を扱わない人間達。
その人間達に対して、ついに動物達の報復が始まる。
動物が人間の子をさらって、育て始めたのだ。
日本全国で人間の赤ちゃんが行方不明になり、山の中で猪や熊、猿等に育てられた子供が何人も発見される。
発見された子供を大人達は、「人間」として「調教」し直そうとする。
その大人達を理解出来ない子供達。
そして彼らはついに、自ら生きる場所を求めて選んだ場所へ。
それは「人間」にとってあまりにも恐ろしい結末が待っている場所だった……

つー話。

踊りや歌が入るから、そんなに暗くはないのだがね。
昨今のペットブームに対してかなり辛辣な作品だったのだな〜。

主宰者、三ツ矢さんが書いた曲なんかもあったりなんかしてね。
……ついにボスは作曲も始められたのか……スゲっ……

今回の演出は、声優の松野太紀氏。
研究生公演の演出は何回かあるみたいだけど、本公演はこれが初めてかな。
振り付けも担当したよーで……これまたスゲっ。
良かったっすよ〜。(^^)b

終演後、ロビーで「為五郎〜!」と聞き覚えのある声が。
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真弓師匠〜っ!!\( ̄▽ ̄)/
「サクラ大戦」のパンフレットを持っていらっしゃって、「松野、こんなんだったんだよ〜!」と見せて下さった。
ナゼそのパンフレットを持っていらっしゃったのかは〜……不明。さすがっ。( ̄ー ̄;)


松野氏に誘われ、真弓師匠達と一緒に呑み会へ。

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本日の演出家、松野太紀氏。
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おつかれさん。( ̄▽ ̄;)


あたくしは一度、この松野太紀氏と、1対1でお芝居がしたいのである。
卑怯な手を使わず、ストレートにお芝居がしたいのである。
松野氏、必ず実現させましょう。

12月はホント色んな作品を拝見した。
やっぱり人様の舞台観るのはいいね。
色んな事が発見出来る。

来年も沢山観よ〜と思う。
……お金が続く限り……( ̄ー ̄;)
by cha_ki_zo | 2007-12-21 11:42 | 観劇〜!