欧米化っ!?

某劇団の主宰者から、時代劇に必要な所作指導を依頼される。
劇団の研究生に指導してほしいとの事。
んで明日が第1回目のレッスンなのだ。

「着物を着て、舞台で歩く姿や立ち姿が様になるようにしてほしい。」

……うぅぅぅ〜……なかなか難しい事なのだな。(-_-;)

あたくし、「教える」とゆー作業は時々行っているので、それに関しては何の不安もない。

ただ今回の場合は「時代劇の舞台に必要な所作指導」
これはやった事がない。

あたくし、こー見えて(どー見えて?^^;)一応日舞の名取なのである。(知らないうちに破門されていなければの話だが……)
「花柳君なつ香」これあたくしの名取り名ね。
誰?って感じでしょ。(^_^;)

所作……いつ頃覚えたのだろうか。
大抵の場合は、日舞を習っている間に自然と身に付く動きなのだな。

がしかし、今回は「日舞を一度もやった事がない若い役者さん」が対象なのだ。
タカアンドトシではないが、「欧米化!」されてる人達が対象なのだ。

時代劇の所作、それは欧米化されてる若い役者さんにとっては真逆のモノ。
ふむ……
まぁ、興味があったから時代劇専門の劇団に入ったのだろうがねぇ。

あたくしなりのプランはある。
でもとりあえず明日行って、その役者の卵さん達に会ってみないと〜……なんともかんともである。(ーー)

「教え」とゆー作業は、教える側にもかなり勉強になるのだな。
人に教えるとゆー事は、まず自分が手本にならなきゃいけないワケでしょ。
それから、人にこちらの思いを伝えるとゆー事は、「役者」とゆー職業のあたくしからしてみれば、かなり勉強になるのだ。

レッスンを受けてる人達から学ぶ事も多い。
レッスンを受ける側の人達は十人十色。
だから、Aさんにはこーゆー言い方で伝わるが、Bさんには違う表現じゃないと伝わらない。みたいな。
当然の事なんだけどね。
内容は同じ事を言ってるのだが、その表現の仕方は、色々な手を持っていないとダメっつー事ね。
そのボキャブラリーは〜……自分で色んなモノ見たり聞いたり体験したりして学ぶのだ。
これはね〜、「役者」とゆー職業にかなり役だっている事ですのよ。マジ。

それにね、「欧米化!」されてる若い役者さん達と接するっつー事……これ色んな感情が味わえるのだな。
甘い考えにムカついたり、あたくしなんかよりとっても将来の事を考えてて感心したり、楽しかったり面白かったり情けなくなったり寂しくなったり。
時には「あっ、あたくしヤベっ。ちゃんとしなきゃ!」って思わせてくれたり……
色〜んな事をあたくしに考えさせてくれるのだ。このおバカなあたくしに〜。(^^;)

それにしても……舞台で通用する所作を身につけるっつーのは……結構難しいべぇ〜。

……まっ、とりあえず……明日行ってみっぺ。('_')


追伸
エキサイトブログ……何だかまた開けるのが重たくないっすか!?
うちのじゃすみんだけ?(ーー;)
遊びに来て下さってる皆様、ごめんなさいね。
エキサイトさんも一生懸命対処して下さってるので……
一つ、暖か〜い目で……m(_ _)m
by cha_ki_zo | 2007-06-15 21:51