嬉しい誤算。

三ツ矢雄二氏主宰の劇団アルターエゴのアトリエ公演「Dの呼ぶ声」を観に、新宿御苑にあるサンモールスタジオへ。

脚本は劇団一跡二跳の古城十忍さん。
演出は、アルターエゴの演出家、百野隆介さん。

なんの予備知識もなく参上。

この劇団、いつもはお芝居とダンスで表現する作品が多いのね。
お芝居もあり得ないほど濃い〜キャラ満載の作品が多いのだが、今回はちょ〜シンプルな、まったくのストレートプレイなんだとか。

彼らのストレートプレイ……観た事ないかも。

セットはほとんどなし。
床・壁・全てが白い布で覆われていて、尚かつ八百屋舞台。
真ん中に棺桶?らしきモノ、上手下手にイスらしきモノが1つずつ。
……ふむ……これは逃げ場所ね〜ぞ〜。

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最初からずっと釘付けだった。あたくし。
まず脚本がめっちゃ面白いのだな。

ゆーなれば、近未来のお話ね。

ヒューマノイド(人間型ロボット)と人間とのお話。

半永久的とされているヒューマノイドも、彼らにとっての死(廃棄処分)を、ある日突然迎えるのだ。
仕えてる人間にとって用が無くなれば、そして1つでも故障が見つかれば、簡単に廃棄処分されていく。その悲しみ。
そしてヒューマノイドは、仕えた人間に対して、人間以上の愛情も抱くのだ。
どこまでも純粋な人間への愛。
しかし人間は、このヒューマノイドを「ロボット」としてしか扱わない。
1つの仕事が終われば、以前の記憶(今まで愛した人間への思い)を、全てリセットされてしまう。人間のエゴによって。その苦しみ。

この感情は、ヒューマノイドを創り出した人間の誤算でもある。
でも人間はそれを「欠陥商品」として処分するのだ。

そのヒューマノイドの感情を、いつか人間は理解出来るのだろーか。
そしてヒューマノイドは、いつか人間の「孤独」とゆー暗い穴を埋める事が出来るのだろうか。
つー話ね。

「こんな未来を世の中はむかえるのだろうか……いや、すでにむかえている……かもしれない。」byチラシ

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ほんに。( ̄o ̄;)

なんかね〜、ちょっと前にハーレー・ジョエル・オスメント主演の「A.I」つー映画があったんだけどね。それ思い出した。
ちょっと似てるかも。
あの映画も泣いたな〜。

今回も泣いたじょ。
まさかこの子達の舞台で泣くとは……嬉しい誤算ですわ!

あたくし、この劇団と関わり合って6〜7年になるのですがね。
主要メンバーは、それぞれ声優界では結構活躍してる人ばかり。
だから、滑舌いいし声もいい。
こーゆーストレートプレイ絶対やってほしかったから、オバチャンは嬉しいじょ〜っ!!


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いつか近い将来……こーゆーストレートプレイ一緒にやろーねっ!
オバチャンも頑張りますっ!!
by cha_ki_zo | 2007-07-14 01:01 | 観劇〜!